2009年08月05日

ヨモヤマバナシ2

お疲れ様です。

沖縄の不動産のヨモヤマ話、第2話。

仕事柄、よく「住宅を建てたいけど、どんなものを建てたらいい?」と聞かれます。

「何でもいいんじゃない、好きなの建てれば。」と答えてます。

不親切なおっさんトークに、ここで大体、話が終わります。

でも、本当に何でもいいんじゃないかと思ってます。

重要なのは、どんなものを建てるかではなく、将来の売却まで考えているかどうかです。

数多くの住宅の売却に携わってきましたが、99%の方々は将来、家を手放すこと全く考えずに、

住宅を建てたり、新築マンションを購入していました。

「住宅だから」と、売却を無視した不動産の購入は、万が一の時に資産ではなく、負債にしかなりません。

「売りたくても、借金が残るから売れない」「賃貸しても家賃が、ローンの支払に足りない」

いくら住宅でも、万が一の時、せめて売却してチャラにできる住宅でなければ、資産ではありません。

住宅を選ぶときは、将来、いくらで売れるのか、いくらで貸せるのか、出口まできちんと検証する必要があります。


でも、どうせ誰も聞いてくれないでしょうね。

「自分は、ここに一生住むんだから、関係ない話だ」「うちは、大丈夫」「売れるって、建築の営業さんが言ってたのに」

「新築がいい!」「今が金利も安くて買い時だってよ」「ローン減税もあるし、よくわかんないけど」

自分たちには、関係ないと思っているヒトタチには、「何でもいいんじゃない~。」っていうしかないです。

本当は親切なオッサンも不親切なおっさんトークにならざるを得ません。

住宅購入の際にはくれぐれもご注意を。

では、また。


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